ジャングリア沖縄が「ガラガラ」と言われる理由を探る

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開園から数か月で閑散?

2025年7月、沖縄本島北部・名護市に新しい大型テーマパーク「ジャングリア(JUNGLIA)」が開業した。
開園前から「沖縄最大級のレジャー施設」「大自然×冒険」を掲げ、地元メディアでも大きく取り上げられた。オープン当初は多くの観光客が詰めかけ、まさに“話題の新名所”として華々しいスタートを切った。

ところが数か月後、SNSや動画投稿サイトでは「駐車場がガラガラ」「人がほとんど歩いていない」といった報告が急増している。開業直後の熱気が急速に冷めた背景には何があるのか。本記事では、その要因を複数の観点から整理してみたい。


1. 開業直後の熱狂と、その後の急速な失速

オープン当日は行列ができ、駐車場も満車に近い状態になるほどの人気ぶりだった。
しかし秋以降は「駐車場の埋まり具合は3割程度」「アトラクション前に人がいない」という声が目立ち、動画投稿者たちは相次いで“現地レポート”を公開している。

テーマパークが開業直後に混雑するのはよくあることとはいえ、この落差はあまりに急だ。
SNSには「一度行けば十分」「期待したほどではなかった」というコメントも散見され、リピーター獲得に苦戦していることがうかがえる。


2. 宣伝映像と現実のギャップ

開業前に公開されたプロモーション映像は、雄大な森の中を恐竜が歩き回り、気球が空を舞い、巨大なジップラインがかけめぐる――そんな“冒険の世界観”を強く押し出す内容だった。

しかし実際に訪れた人たちからは、以下のようなギャップが指摘されている。

  • 「自然豊かなジャングル」というより、整備中のゴルフ場跡地の延長に見える
  • “沖縄らしさ”が思ったより少ない
  • アトラクションの数が想定より少なく、広さの割に見どころが限られる

特に「沖縄に来たのに、南国感があまりない」という声は多い。
海外リゾートの雰囲気を目指したのかもしれないが、沖縄の自然・文化を期待して訪れる観光客の目には「期待と違った」と映ってしまったようだ。


3. 入場料と追加費用のバランスが悪い?

ジャングリアの大人向け入場料は約7,000円前後。国内のテーマパークとしては決して安くはない。
加えて、人気アトラクションをスムーズに楽しむには有料オプションの「プレミアムパス」が事実上必須とされ、飲食料金や駐車場代を加えると1人あたり1万円以上になることも珍しくない。

沖縄は家族連れも多いため、この価格設定には厳しい意見も出ている。

  • 「この内容で7,000円は高い」
  • 「アトラクションの総数を考えると割高感がある」
  • 「プレミアムパス込みだとディズニーより高くなることも」

特にリピートを促すには、体験内容と料金の“納得感”が欠かせない。だが現状は「1回行けば十分」「もう一度行きたいと思うほどではない」という声が上回っているようだ。


4. アクセスの不便さと沖縄特有の気候というハードル

ジャングリアは名護市の北部に位置し、那覇空港から車で約1時間半と決して近くない。
沖縄旅行では到着日・出発日の移動スケジュールがタイトなケースも多く、旅程に組み込みにくいという指摘もある。

さらに沖縄は日差しが非常に強いうえ、スコールや強風が多い地域だ。ジャングリアは屋外アクティビティが中心のため、天候による影響が大きく、

  • 気球が風で運休する
  • 雨で移動が大変
  • 屋内休憩スペースが少ない

といった問題も生じている。
「気球が売りなのに、風で飛ばないことが多い」という声は特に顕著で、せっかく来たのに目玉が体験できないとなれば満足度にも響く。


5. 口コミ削除疑惑による“信頼の低下”

開業直後には多くの口コミが投稿されていたが、数か月後にそれらが大幅に減少したことが話題となった。「不満の多いレビューだけが消えた」という指摘もあり、SNSでは“運営が意図的に削除したのでは?”という疑念が広まった。

真偽は不明ながら、口コミは施設の信頼性に直結するため、こうした噂が広がるだけでもマイナス影響は避けられない。
実際、「口コミが少ない=不都合な情報が隠されているのでは」と感じる人も多く、不安材料として拡散してしまった。


6. なぜ開業直後に熱狂し、急速に静かになったのか

ここまでの要因を整理すると、ジャングリアが“ガラガラ”と言われるようになった背景は単一ではなく、複数の問題が重なった結果と言える。

  • 宣伝と実体験のギャップ
  • 料金と満足度のミスマッチ
  • アクセス・気候という外部要因の不利
  • 口コミ・信頼性の問題
  • リピーターが増えにくい構造

つまり、テーマパークとして最も重要な「また行きたい」と思わせるポイントが弱いことが、失速の決定打となっているようだ。


7. 今後、立て直しの余地はあるのか

とはいえ、ジャングリアがこのまま“忘れられた施設”になるとは限らない。
沖縄北部は自然観光地としてのポテンシャルが高く、体験型観光の需要も増えている。改善の余地があるとすれば、

  • 沖縄らしさを生かしたアクティビティの追加
  • 屋内施設や休憩所の充実
  • アクセス改善(シャトルバスや公共交通の強化)
  • 価格設定やパス制度の見直し
  • 信頼回復のための透明性ある運営

などが考えられる。
開業からまだ時間は浅く、進化の余地を大きく残したテーマパークと言えるかもしれない。


どうなる!?

ジャングリア沖縄が“ガラガラ”と話題になっている背景には、宣伝と実際の体験の差、コスト感、気候の影響、アクセスの悪さなど複数の問題が絡み合っている。
開業当初の熱量が続かなかったのは残念だが、まだ改善できる部分は多く、今後の方向性次第では魅力を取り戻す可能性も十分ある。

地元との連携や沖縄らしい体験づくりが進めば、再び注目を集める日が来るかもしれない。